どんな賃貸住宅を建てるか 2

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どんな賃貸住宅を建てるか 2

<どの構造、工法を選ぶか>

一般的なアパートの構造は、木造、鉄骨、コンクリートなどです。

工法は在来工法とプレハブ住宅メーカーが手がけているプレハブ工

法に大きく分かれます。これらの構造と工法の中からどれを選ぶか

は、立地条件や規模、好みなどで決めることになります。

 

<市街地ではコンクリート>

賃貸住宅を建てようとする敷地が市街地の場合、たとえば木造を建

てようとしても建築許可がおりません。つまり防火地域では耐火構

造でなければいけないのです。立地条件で自動的に構造が決まるわ

けで、選択の自由はありません。

 

<建て替えやすい構造がよい>

では構造を選べる場合はどうでしょう。長期間にわたり家賃収入を

約束してくれる耐久性の高い鉄筋コンクリートが有利、と考えがち

ですが、はたしてそうでしょうか?いや むしろ時代とともに変化

するニーズに対応しやすく、建て替えやすい構造にしたほうがよい

のです。

その理由は数年前を振り返ってみるとわかります。二十数年前は1

DKクラスでは浴室や台所、洗面所、トイレなどはすべて共用でし

たし、お風呂は銭湯でした。それがいまやすべて完備で、しかも

シャワー付であること、トイレは水洗であることが最低条件といっ

ていいほどグレードアップされています。

そんなテンポの速いニーズの変化を思うと、多少の改造くらいでは

対応できません。やはり建て替えになるでしょう。ということは、

鉄筋コンクリートで壊しにくい構造のものを建てるより、木造や鉄

骨にしておいてその時代の入居者ニーズに合わせて建て替えるほう

が賢明どと思われます。その寿命というか、サイクルは10年〜

15年くらいではないでしょうか。

また節税という点からも、新築時は固定資産税にしろ、減価償却費

にしろ優遇措置がありますから、新築に建て替えは有利です。

 

<在来工法よりプレハブ工法>

工法の点からいうと、オーダーメイドがレディーメイドかというこ

とですが、規格化されていて工期が短く、量産体制で均質化されて

いるほうが賃貸住宅向きです。知り合いの棟梁に依頼してコツコツ

やってもらうのは自宅の時はよいでしょうが、不動産所得が目的の

「商品」である賃貸アパート向きではありません。プレハブアパー

トにも木造、ツーバイフォー、鉄骨造、重量鉄筋構造のALC、コ

ンクリートなどいろいろ揃っていますから、プレハブ工法がよいと

思います。もちろんALCやコンクリートにも3階建てはあります。

   
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